獣医になるための基礎知識

獣医の事件

 

ペットに関する事件はいろいろなところで起きています。もちろん、新聞ネタにならないものがほとんどですね。インターネットでペットの事件を調べてみるとわかります。

 

 

怪我をしたり病気になったりした野良猫や野良犬を動物病院に持ち込む人たちがいます。もちろん、善意でやっていることですが、獣医にとっては迷惑なことにもなるのです。治療をしたとして、その治療費を誰が払うのかを考えていないのです。

 

 

子どもたちが動物を大切にしたいと言う気持ちで獣医のところに連れてきたとしても、どうしようもないこともあるのです。

 

 

犬や猫を飼う時には、避妊手術や去勢手術をすることが一般的になりました。しかし、それもお金がかかることですから、敬遠する飼い主も多いのです。そして、子どもが生まれてから、動物病院に捨てに来るのです。このような飼い主は自分の責務を果たしていないと言えます。

 

 

このようにして野良犬や野良猫が増えていき、保健所の仕事が増えるのです。誰も動物を殺したいと思っているわけではありません。できることなら、幸せな一生を過ごさせてやりたいと思います。

 

 

ペットの世話は飼い主の義務です。それがわからないのであれば、ペットを飼う資格がないのです。ペットが人間の生活の一部になっている現代では、そのような無責任な人は少なくなっていますが、まったくいないわけではないのです。現実には動物病院で悲惨な死を迎える動物たちがいます。あなたのペットが幸せでいられるように努力しましょう。